Dif version 7.2 マイナーバージョンアップ

概要

Dif version 7.0 からマイナーバージョンアップをしました。Dif version 7.0 を有償でバージョンアップされたお客様は、version 7.2 へ無償バージョンアップをさせて頂きます。これに伴いD'sNAPもバージョンアップし、D'sNAP version3.3としました。主な改良内容を以下に示します。

Difの主な改良内容

64ビット版ソルバー配布

64ビット版ソルバーを追加しました。D'sNAPインストール先のbinフォルダ内にあるDifPre40.exeとDifFem40.exeは32ビット版の実行ファイルです。64ビット版はこれらの実行ファイル名の後に「_64」が付加されています。64ビット版のソルバーを使用する場合には、32ビット版の実行ファイルを別のフォルダに移し、64ビット版実行ファイルの「_64」を消去しリネイムして下さい。

関口・太田モデルKoiterの流れ則に関する過圧密領域部の改良

関口・太田モデルKoiterの流れ則の過圧密領域における応力計算部を改良しました。

注)version7.3からversion7.0の方式に戻しました。version7.2は物性値の入力に注意が必要でしたので、実務での取り扱いがよいversion7.0方式に戻しております。version7.2の方式は廃止致しましたので、version7.2ユーザーの皆様にはversion7.3を無償配布致しました。

D'sNAPの主な改良内容

AC-UNSAF2Dのインターフェース改良

AC-UNSAF2Dのインターフェースを改良しました。AC-UNSAF2Dに関するFAQをご参照下さい。

ポストプログラム改良

D'sNAPポストプログラムの水位線表示に幾つかのオプション機能をサポートしました。複数水位線表示時の凡例表示、流速ベクトル図と水位線の組み合わせなどを追加しました。

要素構成節点数が8節点もしくは、9節点の2次要素を用いた結果表示に関する問題を修正しました。