3次元弾・粘塑性圧密解析ソルバー

Dif3Ds for D'sNAP version 2.0

for Microsoft® Windows7/Windows 8.1/Windows10

システム概要

3次元問題を解析するための新しいソフトウェアを発売いたしました。Dif3Dsは1次元圧密解析・準3次元圧密解析・3次元圧密解析を極めて高速に処理します。一般に地盤内の変位・間隙水の流動は3次元的です。これをそのままに解析するものが3次元圧密解析であり、この解析から土の変位だけが1次元的(鉛直方向のみ)に変化するという条件をつけたものが準3次元解析です。さらに間隙水の流動も1次元的であると仮定すれば、通常行われる1次元圧密解析となります。本製品はこれら3種類の解析を1つのソフトウェアで処理します。

Dif3Dsのsには様々な意味が込められていますが、最も大きな意味はsimpleです。弊社製品Dif for D'sNAPは様々な機能を搭載しており、ソフトウェアのソースコードが極めて複雑になっております。そこで弊社は3次元圧密解析ソルバーの新規開発に当たり、全く新しく書き下ろしました。本製品のソースコードは徹底的に整理され極めて単純です。この結果、信じがたいパフォーマンスを実現しました。また、メモリー効率も徹底的に検討した結果、本製品は通常のWindows®ソフトウェアが使用するメモリー量で稼働します。これらにより、本製品をベースにした様々なソフトウェア開発をも容易に行うことができます。

主な特徴

容易なデータ作成

汎用プレ・ポストプロセッサD'sNAPとの統合により、メッシュデータをはじめとする入力データ作成を極めて容易に行うことができます。使用者が作成すべき入力データはわずかであり、ほとんどのデータは自動的に作成し、利用します。

充実の出力

汎用プレ・ポストプロセッサD'sNAPとの統合により、任意断面の2次元表示はD'sNAPポストプロセッサーが有する機能を利用することが可能です。また、MicroAVSの出力をサポートしており、これを利用することで3次元表示を行うことが可能です。

ソルバーの機能

1次元圧密解析と準3次元圧密解析は約20万節点、3次元圧密解析は約3万節点で構成されるモデルの解析が可能です。これを越えるような大規模な問題は弊社の委託解析にお任せください。

本製品の力学モデルは関口・太田モデル、線形弾性モデルをサポートしています。規模が大きくかつ簡易な盛土問題をターゲットにしており、地盤傾斜・浮力計算等をサポートしています。

新たな機能

version 2.0 には以下の機能が実装されました。詳細は各リンク先のページを参照してください。

スクリーンショット

入力イメージ

スクリーンショット(入力イメージ)

出力イメージ

スクリーンショット(出力イメージ)

価格

300,000円(税込330,000円)

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