D'sNAP version 3.5 バージョンアップ

概要

D'sNAP version 3.5 の改良を行いました。新しく追加された主な機能について以下に示します。

  • Postプログラム分布図、時系列図メッシュオプション表示(Dif version8.0から追加)
  • Postプログラム分布図、時系列図のエクセルマクロxlsxファイル対応(2017年8月1日配布分から追加)
  • レポート出力工程詳細図部分拡大表示(2017年8月21日配布分から追加)

Postプログラム分布図、時系列図メッシュオプション表示

Postプログラム分布図、時系列図に領域節点および、領域線を表示する機能を追加しました。分布図で複数の線分を指定する場合、複数の節点をクリックして指定しますが、領域節点を表示させておくと指定がやりやすくなります。時系列図では着目地点などの目印にもなります。

分布図もしくは、時系列図の画面上で[Tool]-[Option]メニューを選択すると、下図のオプション画面が表示されます。「Line og Area」にチェックをすると、領域線が表示されます。「Node of Area」にチェックをすると、領域節点が表示されます。

オプション画面

オプション画面

下図のように黒色で領域線および、領域節点が表示されます。

分布図画面例

分布図画面例

Postプログラム分布図、時系列図のエクセルマクロxlsxファイル対応

Postプログラム分布図、時系列図のエクセルマクロについてxlsxファイルに対応しました。エクセルマクロに関するファイルは、これまではDifAdd.xla、DifSmp.xlsの2つのファイルでしたが、新たにDifAdd.xlam、DifSmp.xlsxの2つのファイルを追加しました。xlsxを優先的に使用する仕様になっておりますので、xlsxに対応していないエクセルをご利用の場合には、DifAdd.xlamをbinフォルダから外すか、DifAdd.xlamをリネームして下さい。

レポート出力工程詳細図部分拡大表示

レポート出力の工程概要図を拡大表示する場合には、ユーザーが任意に拡大範囲を指定して表示する必要がありました。今回拡大表示を追加したことにより、指定範囲付近を自動的に拡大表示する機能を追加しました。

D'sNAPにある[Tool]-[レポート出力]メニューを選択すると、レポート出力プログラムが起動します。レポート出力画面にある[ツール]-[オプション]を選択すると、下図のオプション画面が表示されます。{工程データ}タブにある「工程概要図の表示方法」から、「拡大表示」もしくは、「固定表示と拡大表示」を選択すると、工程概要図の拡大図を作成することができるようになります

オプション画面

オプション画面

下図は工程概要図の表示例です。これまでは下図に示す全体図のような固定表示のみ出力されていましたが、指定範囲が拡大表示されるようになりました。ただし、指定範囲がメッシュ全体におよぶ場合には、全体図が表示されます。

領域指定(全体図)

領域指定(全体図)

領域指定(拡大図)

領域指定(拡大図)

線分指定(全体図)

線分指定(全体図)

線分指定(拡大図)

線分指定(拡大図)