AC-UNSAF2D初期水頭の設定方法
初期水頭の設定方法
基本データの{オプション}タブを選択します。
「初期水位ファイル」にある「使用する」にチェックをします。
ファイル選択ボタンをクリックすると、ファイル選択ダイアログが表示されますので、使用したい初期水位ファイルを選択します。初期水位ファイルの書式は、以降に示します。
初期水位ファイルの書式
AC-UNSAF2Dの計算完了後には、計算結果テキストファイルが完成しています。(プロジェクトファイル名の拡張子がtxtになったファイル)以下は、計算結果ファイルの例です。
定常条件の計算結果は、計算結果が1ステージ分だけ出力されますので、計算結果ファイルをそのまま使用できます。複数ステージの計算結果が出力されている場合には、最終ステージの計算結果が使用されます。
非定常条件の計算で複数の計算結果が出力されている場合には、初期水頭を与えたい計算結果を「 NODE HEAD PRESS HEAD」ラベルから、最終節点番号までを切り取って新たにファイルを作成します。
初期水位ファイルを扱う入力データの解析メッシュと、初期水位ファイルを作成した解析メッシュは必ず一致していなければなりませんので、その点はご注意ください。
計算結果例
NODE HEAD PRESS HEAD DISCHARGE NODE HEAD PRESS HEAD DISCHARGE
1 8.8886E-05 1.0000E+01 0.00000E+00 2 8.3499E-05 7.7001E+00 0.00000E+00
4 5.0099E-05 3.8001E+00 0.00000E+00 5 3.4081E-05 2.5000E+00 0.00000E+00
7 1.3926E-05 1.0000E+00 0.00000E+00 8 6.9844E-06 5.0001E-01 0.00000E+00
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856 0.0000E+00 2.5000E+00 -6.43130E-09 857 0.0000E+00 1.7000E+00 -3.16652E-09
859 0.0000E+00 5.0000E-01 -6.27450E-10 860 0.0000E+00 0.0000E+00 -4.33681E-19
※「 NODE HEAD PRESS HEAD」ラベルは1行に3つ出力されますが、ここでは例として2つのみ表示しています。