下負荷面
概要
下負荷面は現応力点を通る席降伏面に相似な面で定義され、下図のように表現されます。
下負荷面を導入することによって追加されるパラメータは1つのみで値の範囲は、0.0 < m ≤ ∞となります。mを∞に近づけることによって従来の構成式に帰着します。実際にはある程度大きな値でほぼ帰着します。ソフトウェアの仕様としては、値を0.0とすることで従来の構成式となり、下負荷面を考慮しない処理を行います。
パラメータを変化させた際の応力経路イメージは次節等体積せん断試験の例(単純載荷)
を参照してください。