ダウンロードした実行ファイルの使用方法

概要

ダウンロードした実行ファイルを実行しようとすると、「Windows によってPCが保護されました」と表示されることがあります。 これはWindowsのSmarttScreenの機能によるメッセージです。実行しようとしたファイルに危険性がないかの確認がされます。 実行ファイルが他のアプリから間接的に実行される場合は、SmarttScreenによるメッセージは表示されずに実行したアプリ側からエラーのみ表示されます。

ダウンロードしたファイルにゾーン識別子(Zone.Identifier)というメタデータが付与されているためで、このゾーン識別子を削除しなければファイルを使用できません。

対処方法その1

対象ファイルを右クリックし、プロパティーからセキュリティーの「許可する」にチェックをし、「適用」ボタンをクリックします。

ファイルプロパティー画面

対処方法その2

実行ファイルをダブルクリックにより実行すると、下画面が表示されますので、「詳細情報」をクリックします。

SmartScreen画面

下画面が表示されますので、安全性が確認できる場合は、「実行」ボタンをクリックします。 安全性が確認できない場合は、「実行しない」ボタンをクリックします。

SmartScreen画面

対処方法その3(複数ファイルの一括実行)

PowerShellによりゾーン識別子を削除したいファイルがあるディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行します。

PowerShell

    Get-ChildItem -Recurse -File | Unblock-File