FEMデータ作成プログラム(FEM Data Creator)

対象

この文書は以下の製品について書かれています。

概要

FEM Data Creatorは、2次元FEMソルバーで利用するメッシュデータや境界条件などの属性データを出力する機能および、テキスト計算結果ファイルをD'sNAP用の計算結果バイナリファイル(~.dbn)に変更する機能を有するプログラムです。D'sNAPでの入力イメージは定義ファイルを編集することにより各種ソルバーに応じたものとなります。

FEMソルバーには様々な種類のものがあり、独自にソルバーを開発されるユーザーもおられます。これまで各ソルバーに対するインターフェースは弊社で開発しておりましたが、開発中のソルバーはユーザー独自でインターフェースを調整したい要望がありますので、FEM Data Creatorを開発しました。本ソフトは、入出力程度のプログラミングの知識があれば利用可能です。

利用について

今のところD'sNAPに標準装備する予定はありませんので、個別に対応しております。2015年11月時点でベータ版が完成しております。D'sNAPユーザーの方でこれからソルバーを開発される方や、既にあるソルバーをD'sNAP上で利用したいユーザーの方はメールでご連絡をお願い致します。必要な実行ファイルとマニュアルを配布致します。

D'sNAPの仕様

D'sNAPのデータ入力画面は定義ファイルにより制御されています。入力データは、基本データ、物性データ、メッシュデータ、工程データの4つのセクションから構成されており、メッシュデータ以外は定義ファイルにより各ソルバーに応じたデータ入力にすることができます。メッシュデータは全てのソルバーで共通に使用します。定義ファイルの概要は以下をご参照下さい。

  • 定義ファイルについて
  • 定義ファイルのデフォルト値
  • 定義ファイル変更時におけるD'sNAPの画面例

    D'sNAPの画面例を以下に示します。

    D'sNAPメイン画面例

    D'sNAPメイン

    基本データ画面例

    基本データ画面例

    物性データ画面例

    物性データ画面例

    工程データ画面例

    工程データ画面例

    工詳細程データ画面例

    工程詳細データ画面例